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親の実家

『河原』で検索したフリー画像

体調を崩してしばらく寝ていました。
珍しく母と話す時間があり母の実家の話を聞けたので自分用としてメモしておこうと思いました。

自分用に書きつらねているだけで話に終着点やまとめはありません。

思ったことをそのまま書いたもので特定の思想等はありません。

母は8人兄弟の末っ子、戦争が終わった翌年の生まれです。
祖父母は私が産まれる前に亡くなっています。
祖父は肺癌、祖母は結核がありました。

①長男:
母の実家を継いだ。
私のはとこの祖父。
聞き忘れたけど私が産まれる前に亡くなっていると思う。

②次男:やっちゃん
母の男きょうだいの中で、私の中で最も記憶がある人。
師範学校に通って教師になった。
私が小学生の間は毎年夏休みに母と泊まりで訪ねていた。
80歳を過ぎてから肺癌が見つかったが高齢だったので手術はしなかった
2022年に亡くなった。

③長女:
私が小学生の頃に癌で亡くなった。
遠い病院の個室に入院していて、私はお見舞いに行ったことがあった。

④三男:
歳をとってからすい臓癌で亡くなった。
私は小学校入学前に結婚式に参列した。

⑤次女:
戦時中に亡くなった。
栄養状態が悪く衰弱したためとのこと。
体調が悪いなか、戦時中のバケツリレーの練習に駆り出されたりしたと母は長女から聞いた。

⑥三女:こっちゃん
母の女きょうだいの中で、私の中で最も記憶がある人。
肺癌の手術歴がある。
この人の子供(私のいとこ)の子供(私のはとこ)と私は小学生頃まで交流があった。

⑦四男:
母が産まれる前に亡くなった。
朝泣かず、大人しいわね~と様子を見たら亡くなっていたとのこと。
乳幼児突然死か、気づかずに窒息してしまった事故だったのか、原因は不明。

⑧四女:私の母
小学生の時に母親(私の祖母)の結核がうつり療養所に入院した。

○実家のこと全般:
農家。
祖父も男の子供達も戦争には誰も召集されていない。




○所感:癌家系
母は自分の母のことをたくさん子供を産んだすごい人、という認識らしい。
結婚後に子供ができない女の人は実家に返されることもある時代だったから8人はすごいのよ、とのこと。
多いとすごい!偉い!そうしなければ!な時代を感じる。


人数自体の話もすごいし100年位での時代の変化もすごいなーと思いました。
年代を整理していないのですが誰も戦争に行っていないのは祖父は長男だったため、子供達は年齢が召集の対象外だったのかなと思いました。

近くの山には墓地があり、霊園のようにきれいに墓石が整列した墓地の他に、明らかに石材店が建てたお墓じゃないよね?というような大小の石が地面に立てられていて供養されているスペースがあります。
それらは読めない程に風化していますが文字が彫られていてお墓だということがわかります。
今はお墓を建てる時は石材店できれいに加工してもらうことがほとんどだと思いますが、時代がそうなる前のお墓なのかなと思っています。
親の実家からはたまたま戦争に行った人がいないだけで地域ではいるのかもしれないです。


話の終着点や言いたい結論のようなものはないのですが自分の一代前の人の家族の話・地域を今の自分と比較して、違うところがたくさんあって、でも自分と地続きになっているのが不思議だなという感覚を覚えたのと、いつか聞けなくなる話、私も忘れてしまう話だなと思ったのでメモしました。

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