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【FE無双風花雪月】黄燎の章 ネタバレ感想

黄燎の章をクリアしました。ネタバレあり感想です。

FE風花雪月(本編と呼んでいます)の内容にも触れています。

ベレト、ベレスのことをベレトスと呼んでいます。

最初の拠点で平民三人で固まってるの良い

 

■ストーリー感想

クロードがシェズにすごいグイグイ来る。勝手に異端同士認定されています。

 

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学生時代が無くなった影響でしょうか。セイロス教に関して、紋章・貴族制はその通りだけど異教徒や異民にはわりと寛容じゃないかなと思います。異民を生徒に迎えたり、地下だけど行き場がない人達を住まわせてあげてたり、ツィリルにもセイロス教を強制していないし。

 

ミルディン大橋防衛からベルグリーズ領侵攻までは普通に見てたのですが、ちょっとずつ不思議な方向へ行ったストーリーだったなと思いました。

レア様を討ってクロードが帝国、王国に停戦を申し出たところで物語が終わりますが、クロードは連邦国の王様を続けて三国でフォドラを保っていってくれるの?ローレンツに王の座を任せて「次はパルミラとフォドラの壁を壊す」とか言ってパルミラに帰っちゃったりしない?

クロードは大元の排斥とか最重要なところには熱心だけどその後の情勢の混乱とか、新しい制度を敷いていくこととか、そういったことを考慮に入れて行動しているようには見えないのが不安。


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本当に混沌と自由のストーリーでした。


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野望の好機に乗っかることができたからかもしれないけど、それは思ってても言うなー!

 

■レスターと帝国の盟約

レスターへの侵攻を許さないためと、中央教会の排斥という目的の一致のために盟約を結ぶという手はクロードらしいかもと思いました。

ランドルフ見殺しの件はクロードが皆に考えを共有しないことを改めさせるためのイベントだったのかなと思ったのですが、その後のフレーチェの暴走は討たずに捕えて帝国に報告と引き渡しした方が良かったのでは。

盟約を結んでいる帝国の将ランドルフの増援に向かうも将を含む帝国軍を全滅させてしまい、その妹に復讐を仕掛けられて妹も討ってしまう、の流れ、どういう報告と処理をしたのだろう。

 

王都侵攻もレスター・帝国国境の治安維持もなぜレスターの国王直属軍が積極的に出ないといけないのかもわからないです。

帝国と盟約を結んでいるんだから王都侵攻はもともと先に宣戦布告した帝国の動きを見ながら考えたら良いし、治安維持も帝国の手を借りたら良かったのでは。

 

盟約って握手してお互いに「誓います!」って言うシーンはあったけど描写していないだけで具体的にどう行動するか等を決めた書面の取り交わしとかはしていないのでしょうか。エーデルガルトもクロードもお互いに借りを作りたくない動きをするので無茶な行軍になったり救援がギリギリになったりしがちです。

 

■行軍が変

フェルディアの城周り制圧したあと急にレスターと帝国の国境らへんまでトンボ帰りし、王国にガルグマクまで反撃を許してるのがすごい。

クロードは戦いながら「話を聞いてくれ!」と言っていたのに包囲後は一報も残さずに去るのは悪手すぎじゃないですか。それじゃ「この戦争を早く終わらせるぞ!」と意気込んでフェルディア戦した意味が無に帰すし反撃もし返されちゃうと思います。

メタ的にガルク=マクでの戦闘からの王国と教会の行軍が分かれるという舞台が必要だったのかもしれないですがフェルディア戦何だったの?感が強いです。

 

■呑気すぎる

エーデルガルトから増援要請を受けた時に、クロード、ローレンツヒルダの三人がこれからディミトリと殺し合いしに行くのに、

「エーデルガルトは級友だったから助けたいな」

「ディミトリだって級友だろ」

「学級対抗戦の後の宴は学級の垣根を超えて交流を深めたな」

なんて会話をしていたのが呑気を通り越していて薄気味悪く感じました。
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あと帝都救援に駆けつけながら「歌劇団の人がいる!歌姫に会えるかも!」とはしゃぐシーンも。
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戦争に出陣する直前の会話

 

支援会話

コミカルな日常会話から「もっと私を頼ってね!」とか「戦争が終わったら…」みたいな真面目な話までバラエティに富んだ支援会話でした。

好きだった支援はハピ&金鹿組の全般、ローレンツ全般、イグナーツ&マリアンヌ(可愛い)、ヒルダ&ドロテア(未来を感じる)、レオニー&ジェラルト(弟子可愛がってる)です。

 

■アロイスさん

ベレトス未加入ルートで驚愕の行動を取った人。目を疑いました。

教会の騎士団→騎士団を辞めてジェラルト傭兵団に加入し教会と敵対→傭兵団消滅後教会の騎士団に舞い戻る

 

本編で「自分が討った人が幽霊になって出てきたらと思うと人を殺すのが怖い」(みたいな旨)と語っていた繊細さはどこへ…

 

■マリアンヌ

思ったよりマリアンヌが義父と関係が良さそうな描写があって良かったです。紋章持ちの子を引き取ったのは円卓会議の諸侯に成り上がるためというのはあったのかもとは思いますが、マリアンヌにちゃんと家督を継がせようとしているのが、紋章や婚姻利用の目的だけで育ててきたのではないというように思えました。別に自身が元気で現役でいるのが可能なら周りに合わせて引退する必要はないと思いますが。

 

■イグナーツとラファエル

この二人は士官学校時代が無くなったことによって本編と心情の違いがはっきり見られたのが面白かったです。

本編だとイグナーツは親の意向で騎士を目指しているけど乗り気じゃない、本当は画家になりたいキャラ。ラファエルは家族を養うために安定した職である騎士を目指しているキャラ。

無双だとイグナーツはローレンツのつてで騎士の座につくことができ、画家の夢は捨ててはいないけど騎士を真面目に務めていてやりがいも感じている様子。ラファエルは実家に帰り家族と一緒に宿屋を経営していて、イグナーツに騎士への道を勧められるも家業を続けたいという意思を持つようになっている。

本編も無双もどちらの二人の心情もそれぞれの環境下では自然に見えて、まさにifの世界を体験しているなと感じました。

 

■帝国の内情とラルヴァのこと

ラルヴァのことは青燐の章と印象は変わらず。

エーデルガルトが本編では「レア絶対討つ」だったのが無双では「捕えて権力を取り上げるだけで良い」という心情。逆にクロードが本編では「レア様は生かして色々情報を吐かせたい」だったのが無双では「レア絶対討つ」という心情に変わっていたのが興味深かったです。
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次は赤焔ルート

 

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